2.「株主優待」と「クロス取引」とは

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「株主優待クロス取引」という本を書くとしたら・・・「はじめに」の続き・・・

2.「株主優待」と「クロス取引」とは

株式投資に興味が無い方でも「株主優待」という言葉を一度は耳にしたことはある人も多いと思います。

ない方のために簡単に解説すると

株主優待(かぶぬしゆうたい)は、株式会社が一定数以上の自社の株式を権利確定日に保有していた株主に与える優待制度のこと。

日本では3685社の上場企業のうち1307社が実施し、幅広く実施されている制度[1]だが、その法的な義務は無く個別の判断に委ねられているため定めない企業もある。

*Wikipediaより引用

なお、株主優待の内容は企業が経営する店舗で使える買い物券などがある他、産地名産品や金券(JCB商品券やクオカードなど)など貰える株主優待は企業によって様々です。

また、この「株主優待制度」というのは日本独自の制度です。調べた結果、日本のお中元やお歳暮にちなんだ文化がこの制度、という風に言われています。

さて、実際に貰えると非常に嬉しい「株主優待」ですが、どのようなものなのか理解していただけたかと思います。

次は「クロス取引(別名:つなぎ売り)」について解説したいと思います。

クロス取引の「クロス」とは何をもってして「クロス」なのか・・・。

それは第1項の1.「株式投資」の仕組みについてで解説した「株を普通に現金で買う:現物買い」と「株を信用で売る:一般信用売り」、つまり「買」と「売」を同時に行うことがクロスと呼ばれる所以です。

では、このクロス取引により、何が起きるのか・・・

それは「買」と「一般信用売り」でクロスさせて保有した株式は株価が上がろうが下がろうが損益が固定されてしまう、ということです

株は平日、取引が行われているため、株価は上がる日もあれば下がる日もあります。

株主優待は現物買いした株式を権利確定日まで保有すれば貰えます。

しかし、魅力的な株主優待を出している企業の株を権利付き最終日までにみんなが欲しがるため、権利付き最終日までは株価は上がる傾向にあります。

そして、権利落ち日には株主優待の権利を得られたため、その企業の株式を売却する人も多くいるわけです。

結果、ただ単純に優待欲しさに株を現物買いのみしていた人は権利落ち日以降に損を出してしまうことが多々あるのです。

クロス取引により、株価の上がり下がりによる金銭的な利損が無くなります。つまり、現物買いと信用売りの手数料がかかりますが、株価変動に関係なく、手数料以上の価値のある株主優待を取得できる、というわけです。

クロス取引のイメージ

  • 権利付最終日 : 現物株を保有しているので株主優待の権利をゲット!
  • 権利落ち日 : 「現物買いの損」と「信用売りの利益」が相殺されるため、株価下落の影響なし。

*図:松井証券HP参照

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例:

いくら軍艦株式会社の株主優待が3000円分のクオカードだったとしましょう 😎

会社の株価は1000円です。

「権利付き最終日までに100株、株を購入しといてくれていたら株主様には3000円のクオカードをお送りしましょう! 😛 」ということを言っています。

つまり、現物買いの購入代金は10万円となります!

ここでかかる手数料は・・・

株を現金で100株買う手数料=300円(例えばです)

そして、同時に信用売りをしなければなりません。

*これを忘れると「クロス」ではなくなってしまいます!

株を100株、信用売りするのに必要な購入代金は同じく、10万円。

手数料=300円(例えばです)

そして、加えて!信用売りするために生じた日数×一日分の貸株料=300円(これを貸株料と言いますが、詳しくはこの後解説します。)とします。

つまり、かかる手数料は合計900円ということになり、権利落ち日に株価が下落しようとも手数料のみの負担(900円)で3000円分のクオカードを手に入れることができる!ということになります 😛

良いでしょ!(笑)

少しはイメージつきましたでしょうか?

ここで大切なことは、「手数料がかかる」ということです。

クロス取引にかかる手数料

・現物買いの手数料

・信用売りの手数料

・信用売りの日数にかかる貸株料

です。

つまり、クロス取引は手数料以上の価値のある株主優待を取ることで利益を生み出す方法なのです。

*SBI証券HPを参照
まとめます!
「クロス取引」とは
  1. 株主優待制のある企業の株式を「現物買い」と「信用売り」組み合わせること(クロスすること)で株価が上下しても金銭的な損得なしに手数料のみの損に固定させ、株主優待を取得する方法である
  2. 株主優待はかかる手数料以上の価値のあるものにクロス取引を実施することが重要
以上、第2項を終わります。
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